まだ序盤しか読んでいないが、要約すると以下の内容だ。
読んだ内容を思い出しながらアウトプットすることで長期記憶に定着するらしいので、このように書いている。
<概要>
アメリカの難関医大に合格して、現在も現役医師として活躍する筆者の考える効率的な勉強法についての本。
科学的根拠に基づいて勉強法を解説している。
<効果が薄い勉強法>
繰り返し読むのは効果が薄い
ノートに書き写したりまとめたりするのも同じく効果が薄い
ロックフェラーじゃなくて、そんな感じの名前の人の研究で明らかになっている。(ダンロップじゃなくて、なんだっけ?)
学生時代にも、大人になってからもやりがちな勉強法だ。
受動的な勉強法といってもいいかもしれない。あまり脳を使わない作業的な方法。
<効果が高い勉強法>
今まさにやっていること
思い出しながらアウトプットすることが効果が高い
やっている最中は効果があまり実感できないが、数日たつと意外と覚えているということを実感できる
アクティブリコールという。
とくに白い紙やPCに打ち込むなどして、なるべくノーヒントで思い出すのがいいらしい。
穴埋め形式などだと、意識の流動性によって実際にはしっかり覚えていなくてもなんとなく覚えていると錯覚してしまうのだ
<分散学習も効果が高い>
アクティブリコールと合わせて、分散学習も取り入れるべきた。
分散学習とは、学習する期間を分散させることだ。
例えば、初日の学習⇒1週間後に再度学習⇒1か月後にさらに再度学習
といったような感じだ。
これが長期記憶によく効くらしい。
(なのでこのブログもそれにちなんで度々更新するかもしれない)
分散学習は、だんだん期間を空けたほうが効果があるという説と、一定期間ごとにやったほうが効果があるという説がある。
<アクティブリコールと分散学習を合わせるのが最強の学習方法>
初日:
インプットする⇒アクティブリコールする⇒答え合わせする⇒もう一回アクティブリコールする(思い出せなかったところだけ)
(例えば)一週間後:
アクティブリコールする⇒答え合わせする⇒もう一回アクティブリコールする(思い出せなかったところだけ)
(例えば)一か月後:
アクティブリコールする⇒答え合わせする⇒もう一回アクティブリコールする(思い出せなかったところだけ)
たしかにこんな感じでやればよーく覚えられるような気がする。
それだけの根気があればね。
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モチベーション
モチベーションを高く保つことも何かを勉強する上では非常に重要だ。
そもそもモチベーションがなければ人は勉強を継続できない。
自己関連付け効果とは?
勉強しようとしている事柄と自分自身の関係性を明確にすることだ。
勉強することが自分にとってどういう意味があるのか、それが本人にとってはっきりしていれば、モチベーション高く勉強を続けることができるだろう。
かのイーロン・マスクもインタビューで同じようなことを言っていたという。
自己効力感とは何か?
自分がそれをどのくらい上手にできると思うかという実感のこと。
自己効力感が高い人は学習プロセスのコントロールができる。
自己効力感を高めるには?
・成功体験
成功体験を積むことで自己効力感は高まる
・代理体験
他人が何かを成功したことを観察することで自身の自己効力感も高まる
・言語的、社会的説得
他人に「君ならできる」と言われることで自己効力感は高まる
・自律性
自ら選んでやっているという実感
・関連性
他人との関わり合い
・有能感
自分が活躍しているという実感
この3つを感じるときこそ、人はモチベーションを高く保てる。
ゲームなんかはこの3つを満たすいい例だと言える。