アイスティー大好き_組み込みエンジニア

買ったものや読書のアウトプット、仕事のこと

自分の転職動機を深掘りする(自己分析)

前回に引き続き、転職エージェントの書いた転職本を読んでのFBを書いていきます。

今回は自己分析的なことですね。

自分の転職の軸(センターピン)を確立して、今後の転職活動の指針としていくつもりです。

これをやっておけば、資料(履歴書や職務経歴書)作成のときとか面接のときに自信をもってアウトプットできるようになるかもしれません。

あと、内定出た後に「やっぱりどうしよう」って迷うことも少なくなると思います。

 

↓前回の記事

keyhustle.hatenablog.com

 

今回もこの「成功する転職面接」の本から検討していきたいと思います。

本に記載のある「自己分析シート」になぞらえて考えていきます。

質問は以下です。

 

①今回なぜ転職活動を開始したのか?

②なぜ現職を選んだのか?その際にはどういった基準で企業を選定したのか。その理由も。

③転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているか?また、それはなぜか?(業界、職種など)

④転職先の選定要件を3点あげるとしたら、それは何か?またその理由も。(年収、社風、仕事のやり方など)

⑤今回の転職で実現したいことはなにか?

 

この5つにこたえるのは結構大変そうだけど、やってみます。

 

①今回なぜ転職活動を開始したのか?

忙しすぎるわりに品質を求められる

まず単純に仕事時間が多すぎる(残業時間は月に40~50時間)、そして仕事の量も多すぎる。次から次に仕事がくるので、なかなか落ち着いて一つの仕事に取り組めない。

また人も少ないので、どうしても残業時間が長くなるか、仕事の品質が落ちる。

その割には「品質を上げろ」と言うが、言っていることとやっていることに矛盾があるように感じる。(人手不足はどこの企業も同じなのかもしれないが)

 

やりがいを感じられなくなってきた

品質の低い製品でユーザや関係者に迷惑をかけてしまう場合があるのが申し訳ない。

社会に貢献しているという実感はほとんどない。

モチベーションを維持できない。

 

組み込み系エンジニアの待遇が悪い

とにかく最後のしわ寄せがくる。

メカや電気のスケジュール遅れや、評価不足があった場合それをソフトウェアでなんとか吸収しろという要望が多い。

リリースの直前でも変更を入れようとしてくる。開発プロセスがむちゃくちゃになっている。

それでバグを出さないようにするのが、どれだけ大変なことか・・・。

偉い人は誰もソフトウェアのことがわかる人間はいない(機械メーカーなので)ので、評価が上がることがほとんどない。

なんとなく便利屋みたいな扱いをされている気がする。

「何か不具合っぽいものがあったら、まずは組み込み部門に当たらせろ」っていう感じ。(ほかのプロジェクトは違うかもしれない)

 

業界の将来性が明るくない

何の業界かは伏せるが、業界の将来は明るくないだろう。

デジタル化、クラウド化などの波に押されて業界全体が縮小傾向にあると思われる。

どうせなら生き生きとした業界で働きたい。

そのほうが世界の潮流に乗っている感じがするだろう。

 

もっとスキルの伸ばしたり、増やしたい

私は組み込み系エンジニアだが、最近はプロジェクトの組み込み系メンバーのマネジメントや外部とのやりとりにかかる時間が大半となっている。

まだ30代前半なのでもっと幅広く、かつ強いスキルを身に着けたい。

それが転職先でかなうことであればありがたいが、今よりも自由時間が増えればその中で自分で個人開発として取り組んでいろいろ挑戦するのもよいと思っている。

 

②なぜ現職を選んだのか?その際にはどういった基準で企業を選定したのか。その理由も。

正直なところ現職を選んだ大した理由はない。

計画性のない人間だったので、ろくに企業のことを調べもせずに、受けたら受かったから入社した。それだけです。

給料も悪くなかったですし。

ただ、こんなことをエージェント相手ならまだしも転職面接を受ける企業に言うわけにはいかない。

もうちょっとまともな言葉を選ばなければ。

イムリーな転職ハウツー情報がTwitterで流れてきたので、これを参考にしたいと思います(笑)

 

本音をきれいな建前に言い換える

https://twitter.com/Syukatsu_Muso/status/1557719502585880579?s=20&t=pVCYaVBc4aASSYJ81KSxoA

 

いちおう現職は、業界では世界シェアが相当高いほうだし、ダイナミックに動く機械を作れるという魅力があります。また年収も悪くなく、入社当時(8年前)は成長率もかなり高かったです。

(今は大企業や中国企業の参入により元気がなくなっていますが・・・)

上記の言い換えを参考にすると、

「圧倒的なプレゼンスを持つ企業で、世界の消費者に製品を届けたいから。また、プロ意識の高い製造業エンジニア社員とともに働きたいから。様々な要素の組み合わさった製品を作るなかで自分自身の成長も期待できるから」

といったところですかね。

 

③転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているか?また、それはなぜか?(業界、職種など)

業界

機械メーカー、IT業界

機械メーカーの経験はかなりあるので、転職しやすいと思う。

また、やっぱり実際のモノを作るというのはなかなか楽しいです。

でもIT業界も魅力的ですね。いまの自分にはないスキルを身につけられるし、組み込み系からの転身ならそれほど思い切ったことでもないと思う。

(うちの会社の先輩でも転職して組み込み系から金融系などに行った人はいます)

職種

設計者、プログラマーがいいです。

専門的なスキルを磨きたい。

年収や会社での立場などを考えるとゆくゆくはマネジメントに移行するべきなのかもしれないが、30代前半はまだ手を動かす仕事をメインでやりたいです。

 

④転職先の選定要件を3点あげるとしたら、それは何か?またその理由も。(年収、社風、仕事のやり方など)

スキルが身につくこと

現在はマネジメントよりの業務に移行しつつあるが、将来的なことを考えるともっとスキルを身に着けたい。そっちのほうが楽しいということもある。

できればフリーでやっていけるだけのスキルが手に入れられるといいけど、現実は厳しいだろう。

残業が多すぎないこと

残業が多いと日々のやりたいことができない。

家族との時間も確保できずに寂しい思いをさせることになる。

7つの習慣」に出てきた言い回しだが、「死の床に臥せって人生を思い返すときに、仕事をもっとしておけばよかったと後悔する人はいない」ということである。

よっぽど充実した仕事で、それこそがライフワークだというなら話は別かもしれない。

けど、やっぱり仕事とプライベートをバランスよくやりたいですね。

やりたいけど、仕事が忙しいから挑戦できないということが今までもたくさんあったと思う。

色んな事に時間をかけて挑戦するというのはいいですね。

興味の持てる職種であること

モチベーションを維持する上で、仕事が面白いというのは大事だと思う。

まったく興味の持てないような職種だと、毎日の通勤が嫌になるのがより早いタイミングでやってくるだろう。

スキルが向上するのが楽しい、というだけでは十分ではないと思う。

社会に貢献できている、という実感も仕事をする上で相当大切だと思う。

特に長い目で自分の人生を考える場合は。

 

⑤今回の転職で実現したいことはなにか?

自分の可能性を拡げたい。

環境を変えることで成長したい。

自由な時間を確保して、色んなことに挑戦したい、視野を広げたい。

できれば年収を上げたい。すぐには無理でも将来的に年収が上がっていく方向にいきたい。いまの会社では組み込み系である限り頭打ちなのは目に見えているので。

 

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今のところこんな感じです。

書いたらだいぶ自分の思考が整理されたような気がします。

たまにアップデートするかもしれません。