樺沢紫苑先生の著作の『神・時間術 』を読みました。
非常にためになる本でしたね。
忙しい日本の社会人は必読の一冊だと思います。
樺沢先生の活動量がすごい
樺沢先生は精神科医の先生ですが、
などなどといった日々のスケジュールを7年間継続いるそうです。
相当な多忙のように見えますよね。
ですが、毎日ちゃんと7時間睡眠をしているし、自由時間もたくさん謳歌しているのだとか!(さすがに今のコロナが流行っている中では無理なことも多いでしょうけど)
かなりアクティブに余暇を楽しんでいますね。
それに加えて映画鑑賞の量もとても多いのだとか。
ではなぜ、樺沢先生がこんな充実した日々を送ることができるのか、その秘訣となる時間術の実践方法の紹介がこの本になります。
実際読んでみて勉強になることが多々ありましたが、何より心にグッときたのは、樺沢先生がこの本で目指したことが、「仕事のストレスで病気になったり自殺する人がほとんどいなくなる社会の実現」ということです。
「自分」と「家族」を大切にしたうえで、バリバリと仕事を頑張る」・・・日本人にもこのようなライフスタイルを送れるようになってほしい、という思いでこの本を書いたそうです。
僕も社会人8年目ですが、日々朝から夜遅くまで忙しく働き、帰ってきてYoutubeで動画を見ながら晩御飯を食べていたら、もう寝る時間!なんて生活です。
こんな生活をいったいいつまで続けられるかふと考えることがあります。
趣味を楽しむことも忘れて、働きつづける生活に意味があるのか?と疑問を感じるときがあります。
きっと同じような気持ちを持つ人は多いことでしょう。
ぜひこの本を読んでみてください。時間をより効率的に扱うことができるようになるかもしれません。
この本で勉強になった実際のノウハウを3つ紹介します。
1.脳のゴールデンタイムに集中を必要とする仕事をする
朝起きてから2,3時間は脳のゴールデンタイムであり、高い集中力を発揮することができる。
このゴールデンタイムを有効利用しない手はない!この時間にプログラミング、複雑な計算、論文作成、または自己研鑽の勉強などの時間にあてると良いとのことです。
実際、僕も朝の時間は雑念にとらわれずに仕事に集中できることは実感としてあります。
2.「時間」を一次元的なものとして考えない
どのタイミングをとっても1時間は1時間、ということはなく、上記であげた脳のゴールデンタイムなど集中力の増す時間は、同じ1時間であってもほかの時間の2倍以上の濃さがある、ということです。
この考え方はなかなか斬新だと思います。
価値の高い時間があることを意識しましょう。
3.疲れる前に休む
これは見落としがちなことではないでしょうか。
人間の集中力が続く時間は45分程度とのことです。
45分経ったら5分程度休憩しましょう。
休憩せずにぶっ通しで仕事をすると脳がとても疲れてしまい、回復に時間がかかるんだそうです。
そうなるといつまでたってもその後の仕事効率があがらずに、1日を台無しにしてしまうかもしれません。
全力疾走するのではなく、適切なペース配分を!
こういった実践的な内容が盛りだくさんです。
ほかにも紹介したい内容はたくさんありますが、きりがないのでここまでにします。
ぜひ皆さんも読んでみてください。
そして日々の生活をより良いものとしていきましょう。