kindleに興味があるけど買うか迷っているという人は多いと思います。
買ったはいいけどやっぱり紙の本との違いに違和感を感じて、使わなくなってしまったらどうしよう・・・。
そういう不安を感じるかもしれません。
僕も去年kindleを買ったのですが、それまでは本はだんぜん紙派でした。
たしかに実際kindleを使ってみて、紙の本とはちょっと違うな、というところはあります。
結論を言えば、紙の本には紙の本の良さがあるし、kindleにはkindleの良さがあるという感じですね。
利便性という視点で考えればあきらかに、
kindle>紙の本
だと思います。
今からその理由を説明していきたいと思います。
(ちなみに僕が持っているのはkindle paperwhiteです)
kindleのいいところ
1.オンラインで買ってすぐに読める
一番はこれですね。
Amazonなんかで読みたい本を見つけた時に、買ってすぐに読み始められるというのはすばらしいです。
紙の本ではAmazonで注文しても届くまでに2,3日はかかります。
その間に読みたい気持ちが多少薄れてしまうかもしれません。
そうなってしまうと本を読み始めてもあんまり内容が入ってこない可能性があります。
読まずにそのまま積読ということもあり得ます・・・。
その点、Amazonでダウンロードしてkindleですぐに読み始められるのは、とても優位性があると思います。
自分自身が興味のあることについて熱を持ったまますぐに読み始められるというのはエキサイティングです!
2.値段が紙の本より安い
Amazonで紙の本と値段を比較すると、kindle版のほうがたいてい10%~20%ほど安いです。
本をたくさん読むことを考えると10%でも大きな違いです。
また、Amazon Prime会員である場合、kindleで無料でダウンロードできる本もけっこうあります。
中には読んでみたかった本もあるのでお得です。
3.ハイライト機能と検索機能が便利
大事だと思った箇所にハイライト機能でしるしをつけることができます。
指でなぞるだけで簡単にできます。
ハイライトした箇所は「移動」メニューの中にリストアップされて、あとからその箇所に簡単にジャンプすることができます。
また、ほかの人がハイライトした箇所もうっすらとわかるようになっています。
「○○人の人がハイライト」みたいな感じでうっすらと表示されています。
これが個人的にはけっこう好きです。
みんなここが大事なところだと思っているんだな、というのが一目でわかります。
「そういう機能はいらいない」という人は、設定で非表示にできるのでご安心ください。
それから、キーワード検索も簡単に行えます。
これによってキーワードから本の読みたい箇所を探すのが容易になっています。
4.読みかけの本もすぐわかる
途中で別の本を読みたくなる時もあると思います。
そんな時、kindleだと読みかけの本はどうなっちゃうの?という疑問もあるかもしれません。
大丈夫です。
kindleのトップ画面の「読書リスト」の中に何%読んだか(もしくは未読か既読か)というのがはっきりとわかるようになっています。
なので安心して途中で読むのを中断することができます。
5.カバンに入れやすい
これは紙の本に対してkindleの大きな利便性だと思います。
遠出するときなどに読みたい本を何冊かカバンに入れますよね。
でもそうすると荷物がかさばって重くなってしまう・・・。
その点、kindleであれば縦横のサイズも重量もマンガ本一冊程度なものです。
厚さは小冊子程度です!
その中に何冊も持ち運びすることができます。
そして、充電の持続性もとても高いので1週間くらい充電しなくても大丈夫です。
6.本の保管に困らない
これもkindleの大きな利便性のひとつですね。
紙の本はどんどん溜まってしまうので保管に困るようになります。
人によっては家に書庫室を作ったり(まあそれはそれで趣がありますが)。
その点、kindleは本何百冊分もその1台に保存することができます。
さらに、保存できない分はクラウド上に保存されるのでいつでもダウンロードすることが可能です。
7.寝転んで読みやすい
個人的にかなり気に入っている点です(笑)
紙の本は基本的に両手を使わないといけないので寝ころびながら読むのは難しいですが、kindleは片手で扱えるので横向きに寝ころびながら長時間本を読むことができます。
寝る前などはいつもこのスタイルで本を読んでいます。
紙の本のほうがいいところ
1.本を読んでいるという実感がわきやすい
読書はやっぱり紙の本でないと!という人の気持ちもとてもわかります。
読書が好きな人は、やっぱり紙の本を開くときのわくわくや心の落ち着きも好きですよね。
あと本の手触りとか表紙とかページの間の匂いとか。
それに関しては紙の本の醍醐味のひとつだと思うので否定のしようもありません。
ただ、kindleも慣れてくると紙の本と同じように開くときのワクワクをなんとなく感じてくるものがあります。
kindleは紙の本とはまた違った親しみ深さを感じられるものとなっています。
Amazon創始者のジェフ・ベゾスが並々ならぬこだわりを持って作ったものですからね。
2.読みたい箇所に飛びやすい
kindleもハイライト機能や検索機能があるとはいえ、やはり紙の本のダイレクトに読みたい箇所を探す動きには勝てない場合もあります。
慣れてくればkindleでもページ移動がかなり速くできますけどね。
iPadではダメなのか
kindleを買うくらいならiPad買うほうがいいじゃんと思う人もいるかもしれません。
それはまったくおすすめできません。
iPadだと読書をしていても、ちょっとしたボタン操作でYoutubeやTwitterなどを簡単に見ることができてしまいます。
つまり読書以外の誘惑が多すぎて読書に集中できないのです。
iPadで読書しようと考えている人はkindleにしましょう。
スマホ版やPC版のkindleもおすすめしない
同じ理由で、スマホ版やPC版も読書をしていてもすぐに別のことに気がとられてしまうのでおすすめできません。
kindleの操作がどんなものか試しにやってみる程度ならいいと思います。
ただし、実際のkindleとほかのデバイスはだいぶ操作性が異なるのでそこまで参考にはならないかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
kindleの利点と紙の本のほうがいいところを挙げてきました。
僕のまとめとしてはkindleはだんぜん”買い”です。
しかし紙の本のほうがいい場合もあります。
上記に挙げた利点をふまえて、基本的にはkindleを使い、場合によっては紙の本を選択するのもありだと思います。